endocrine
内分泌内科では、脳下垂体(下垂体)、甲状腺、副甲状腺、副腎など、ホルモンを産生する内分泌臓器が障害されることで、ホルモン*の分泌異常が起こる疾患(内分泌疾患)を中心に診療いたします。
内分泌疾患は、どの臓器による障害なのか、分泌量が多いか少ないか、などによって症状は異なってきます。また、心臓病や糖尿病、更年期障害、うつ病などと症状がよく似ていることから、別の病気と間違われることもよくあります。そのため、内分泌系の疾患でないかどうかを確認するために、一度内分泌科で検査をお受けになることを、お勧めいたします。
*ホルモン:体の様々な働きを調節している化学物質で、脳下垂体や甲状腺、副腎などの内分泌腺でつくられます。ホルモンは、体の内外で環境変化が生じても、体の働きを常に同じような状態に保つ役割を果たしています。ホルモンは、多過ぎても少な過ぎても、体内の恒常性が損なわれるため、いろいろな症状・疾患を引き起こしてきます。